Announcement for JELES Annual Meeting on Tuesday, March 29th and Wednesday March 30th, 2011

「日本英語教育学会第41回年次研究集会」
日本英語教育学会主催・情報教育研究所共催
2011年3月29日火曜日・3月30日水曜日
早稲田大学（早稲田キャンパス）
8号館3階会議室

「日本英語教育学会第41回年次研究集会」の『条件付き開催』についてのご案内

「日本英語教育学会第41回年次研究集会」は以下の通り『条件付き開催』とします。
- 東京の交通事情その他の諸条件を踏まえて、開催直前・開催中に中止・中断する可能性があります。会場を提供している早稲田大学・法学部から中止・中断を要請された場合、ただちに中止・中断とします。
- プログラムならびに発表については、直前・当日に変更・キャンセルとなる可能性があります。当日のキャンセルで空白となる時間帯には研究討議等を行う予定です。
- 企業による学習（支援）システム・教材等によるデモ・展示については、積極的な集客をできないことから中止の方向で相談していますが、上記の事情を考慮してもなお参加を表明されているデモ・展示もあります。
- 発表・参加については上記の諸条件を踏まえて、自己責任での判断をお願いします。（でも、こうやって書いてみると、これって『平常時』でも同じことですよね）
- 京都駅前にサテライト会場の用意をしましたが、見合わせることとします。
「日本英語教育学会第41回年次研究集会」を中止とせず『条件付き開催』とする主な理由は以下の通りです。
- 直接の被災地でない地域の住民にとって重要なことは、予定されていた平常の活動を粛々と進めることであると主催者が考えていること。
- 3月11日以降、全国的に各種研究集会が中止となり、研究活動に支障が生じていることについて懸念を表明している発表予定者・参加予定者が複数いること。
- あたかも研究集会が不要・不急の活動であるという前提で中止が決定されるかのような風潮に主催者が大いなる懸念と危惧を感じていること。
- 今般のような緊急事態であるからこそ、研究者が集まる必要があると考える発表予定者・参加予定者が複数いること。
- 今回の年次研究集会のテーマの一つである『言語研究者の社会的責任』が問われる事態の渦中にわれわれが置かれていること。こうした活動の例として、以下の web pages をご参照ください：
  - 日本中国語学会『多言語・情報弱者対応災害支援リンク集』
    http://www.chilin.jp/dz/dz.html
  - Twitterなどの安否情報を「Google Person Finder」に、研究者がプロジェクト開始
    http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110316_433187.html

ご案内：

会告

日時：2011年3月29日火曜日13:00-18:00・30日水曜日10:30-17:30
会場：早稲田大学早稲田キャンパス8号館3階会議室

第41回年次研究集会テーマ

テーマ(1)

人材育成と英語教育

『仕事で英語が使える日本人』とは何か？

理工系人材育成のための英語教育

テーマ(2)

英語学習研究への科学的アプローチ

英語学習と自動化

英語学習とコーパス

テーマ(3)

言語研究者の社会的責任

社会貢献としての英語学習支援システム開発

利益相反と社会的責任

主催：日本英語教育学会
http://www.decode.waseda.ac.jp/jeles/index-j.html
共催：早稲田大学総合研究機構情報教育研究所
http://www.decode.waseda.ac.jp/reloaded/index.html
協力：早稲田大学メディアネットワークセンター『教育の情報化：連携と支援』研究部会
協力：早稲田大学メディアネットワークセンター言語情報科学研究部会
気象状況・交通機関運行状況の影響なども含め、本研究集会の開催ならびにプログラムの詳細については予期せぬ変更の可能性も考えられます。

参加事前申し込み：
- 参加事前申し込み：申し込み用のページを用意しました。（人手がないので、特段の事情がない限り、申し込みに対する応答はないものとお考えください。） http://www.decode.waseda.ac.jp/limesurvey/index.php?sid=77362&lang=ja
- 当日参加：事前申し込みのない当日参加も歓迎しますが、会場・配布資料等準備の都合上、できるだけあらかじめお申し込みください。
- 対象：どなたでも参加できます。
- 参加費・登録料・学会費：当然無料です。研究集会で聴講参加者からお金を集めるのって、おかしいですよね。
- 発表・デモ予定者・連名者・関係者：お手数ですが集計のため上記ページより参加申し込みをお願いします。
- 懇親会：ムンバイ神楽坂店で開催します。申し込み用のページから早めにご連絡ください。
- 日本英語教育学会への入会：上記参加事前申し込み用のページから合わせてご連絡ください。

プログラム：今後も多少の調整を行う予定です。発表題目については変更の可能性があります。

Day 1: 3月29日火曜日

12:30-13:00

会場設営・準備

13:00-14:30

session 1 moderator 黒田航

13:00-13:15	小笠原林樹（日本英語教育学会・顧問）	第41回年次研究集会開会のことば
13:15-13:25	原田康也（早稲田大学）	会長就任記念講演『日本英語教育学会の現状と今後の課題：言語研究者の社会的責任と英語教育現代化への連携と支援体制の構築に向けて』
13:30-13:45	杉本洋美（教育測定研究所）	デモ：CASEC-WT(Writing Tutor)
13:45-14:15	笹島茂（埼玉医科大学）	「日本版 CEFR: JS（ジャパンスタンダード）の開発」 JS の背景：なぜ JS はフィンランドに注目するのか？

14:15-14:45

休憩

14:45-16:15

session 2 moderator 峯松信明

14:45-15:15	小張敬之（青山学院大学）	Digital Storytelling の教育効果
15:15-15:45	中村智栄（慶應大学・学術振興会）・新井学（東京大学・学術振興会）・原田康也（早稲田大学）	日本人英語学習者のガーデンパス文処理における動詞の下位範疇情報知識の使用
15:45-16:15	高橋真理子（国際基督教大学）	日本英語に対する日本人大学生の言語態度：英語教育への示唆

16:15-16:30

休憩

16:30-18:00

session 3 moderator 坪田康

16:30-17:00	横森大輔（京都大学・学術振興会）・河村まゆみ（言語アノテータ）・原田康也（早稲田大学）	L1 談話方略から見た日本人英語学習者の自発発話における母音延伸
17:00-18:00	峯松信明（東京大学）	米語母語話者を対象とした日本人英語音声の聞き取り調査：日本人と話したことが無い米国人に，貴方の電話越しの英語はどのくらい通じるのか

18:30-21:45

懇親会

Mumbai 神楽坂店

http://www.mumbai.co.jp/kagurazaka/

Day 2: 3月30日水曜日

10:15-10:30

開場

10:30-12:00

session 4 moderator 中村智栄

10:30-11:00	Charles Browne（明治学院大学）	Micro and Macro Corpus Analysis of Authentic Videos: The Importance of High Frequency Vocabulary
11:00-11:15	Charles Browne（明治学院大学）	デモ：EnglishCentral
11:15-11:45	アントニローレンス（早稲田大学）	理工系の学生のための語彙リストと例文の自動作成
11:45-12:00	アントニローレンス（早稲田大学）	デモ：AntWordProfiler

12:00-12:40

昼食のための時間

12:40-13:25

session 5 moderator 横森大輔

12:40-13:10	黒田航（早稲田大学）	理工系の学生のためのリスニング訓練
13:10-13:25	Jonah Glick（Lexxica）	デモ：Word Engine

13:25-13:30

休憩

13:30-15:30

session 6 moderator 阪井和男

13:30-14:30	日向清人（慶応大学）	『仕事で英語が使える日本人』とは何か？
14:30-15:00	難波彩子（早稲田大学）	英語学習におけるリスナーシップ
15:00-15:30	坪田康・壇辻正剛（京都大学）	自律的英語共同学習における聞き手の意義

15:30-16:00

休憩

16:00-18:00

session 7 moderator アントニローレンス

16:00-16:40	原田康也（早稲田大学）	倫理的葛藤を内包する応答課題の意義 + 就活準備としての英語発表訓練
16:40-17:20	阪井和男（明治大学）・栗山健（学研ホールディングス）	人材育成と知的能力発達の可視化：倫理的な心の育成
17:20-18:00	山田玲子	『英語の科学的学習法』を目指して：研究とビジネスのはざまで

18:00-18:15

会場整理・撤収

会場案内：早稲田キャンパスへのアクセスにつきましては、以下の地図等をご参照ください。
- http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html
- http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.htmll
- Mapion http://www.mapion.co.jp/ にて【新宿区西早稲田1-6-1】を検索
- Google maps http://maps.google.co.jp/ にて【新宿区西早稲田1-6-1】を検索
講演・デモの申し込み：講演・デモの申し込みは時間枠がほぼいっぱいとなったため締めきりとします。展示については下記送付先までご相談ください。
- 原稿：予稿集ないし論文集の発行を予定していますが、詳細検討中です。決定次第ご案内します。原稿の用意は難しいが発表だけしたいというご要望も承ります。
- 締め切り：当日まで随時受け付ける予定ですが、そろそろ発表時間枠がいっぱいとなりつつあります。
- 発表時間：質疑を含めて 30 分程度を基本に考えていますが、長めの講演・短めの報告なども歓迎します。デモについては 15 分を基本に時間枠を設定しています。
- 送付先：event2010@decode.waseda.ac.jp
- 件名（Subject等）：日本英語教育学会第41回研究集会発表申込み
- 本文に記載する内容：申込みの書式は特に定めませんが、おおむね以下の事項を記載してください。
- 個人情報等に関する承認事項：この発表申し込みにて送付された情報は本研究会の開催運営に使用するほか、主催・共催・協力団体の研究プロジェクトに関するイベントのご案内のために使用する場合があります。本研究集会開催に関する用途以外にメールアドレス等を使用することを望まれない場合には、その旨を添えてください。

日本英語教育学会入会のお誘い

日本英語教育学会では新規入会を随時受け付けています。興味をお持ちの方は、次のページをご参照の上、入会の意思表明を行ってください。
http://www.decode.waseda.ac.jp/jeles/index-j.html
日本英語教育学会にすでに入会済みの方も、お手数ですが上記のページを参照の上、担当者までメーリングリスト登録用メールアドレスをお知らせください。

［注意事項］

First drafted January 3rd, 2011. Last revised March 30th, 2011.
The meeting and talks / demos announced in this web page are subject to change without prior notice. The organizers should not be held responsible for any purported or actual damages by prospective participants due to those changes.